ドドーンと豪華な魚介料理!アクアパッツァとリゾットのレシピ・作り方
「アクアパッツァ」という料理を知っていますか。その名前だけ聞くと、作るのが難しそうに思うかもしれませんが、実は、とっても簡単で見栄えのいい料理です。
河野真希
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イタリア料理のひとつで、魚介類を白ワインやオリーブオイルで煮込んだもの。使うお魚は鯛やスズキ、鱈といった白身魚がよく合います。
このレシピで使っているのは真鯛ですが、その時期の旬のものを使ってください。また、切り身ではなく、尾頭付きの一匹の魚で作ることもできます。そのときは購入時に内臓とウロコを取ってもらっておけば、あとは特別な処理は要りません。
残ったスープは魚介の旨みがたっぷり出ているので、〆にリゾットやパスタにするのがおすすめ。今回は短時間で本格的なリゾットが作れるリゾットベースの作り方も合わせて、ご紹介します。
アクアパッツァ
材料・4人分
魚切り身(鯛・スズキ・たら・鮭など) | 4切 |
塩 | (切り身1切に対して)ひとつまみ |
海老 | 8尾 |
貝(あさり・ホンビノス・ムール貝など) | 100g |
にんにく | 1片 |
アンチョビ | 2切 |
ミニトマト | 8個 |
タイム | 適宜 |
水 | 400ml |
白ワイン | 200ml |
オリーブオイル | 大さじ1(魚を焼く)+50ml(仕上げ用) |
塩 | 適宜 |
こしょう | 適宜 |
作り方
- 貝は砂抜き等下処理をしておきます。魚の切り身に塩を振って、5分ほど置きます。水気が出たら、しっかり拭き取ります。海老は殻は剥かず、背わたを取ります。にんにくはみじん切りにし、トマトは半分に切ります。
- フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、魚の表面に焼き目をつけます。
- 表面に焼き目がついたら、フライパンの端にスペースを開け、にんにく、アンチョビを入れて炒め、香りが立ったら、ミニトマトと海老、貝、白ワインを入れて、煮ます。
- 貝の口が開いたら、タイムの葉を摘まんで加え、水を入れて、強火のまま10分ほど煮込みます。時々フライパンをゆすったり、煮汁を魚にかけて、味を染ませます。
- フライパンを揺らしながら、オリーブオイルを加えて、乳化させたら、できあがり。
ポイント
魚介類は強火でグツグツしっかり煮込んで、最後にオリーブオイルを入れて乳化させるのがポイントです。しっかりと沸騰した状態で、フライパンを揺すりながら、オリーブオイルを細く流し入れてください。煮汁が白濁して、とろみができたら、完成です。
リゾットベース
材料・4~5人分
生米 | 2合 |
たまねぎ | 1/4個 |
にんにく | 1片 |
バター(もしくはオリーブオイル) | 10g(もしくは大さじ2) |
水 | 500ml |
作り方
- 玉ねぎとにんにくをみじん切りにします。
- フライパンにオリーブオイルと玉ねぎ、にんにくを入れて火にかけ、玉ねぎがしんなりするまで炒めます。生米を加えて、軽く炒めます。水を加えて、10分ほど煮込んだら、バッドなどに広げて冷まします。
ポイント
生米から作ったアルデンテのリゾットは美味しいですが、最初から煮ると、時間がかかります。リゾットベースを事前に作っておくと、短時間で本格的なリゾットができあがります。冷凍保存が可能なので、多めに作っておくと、忙しいときや素早く用意したいときに便利です。
アクアパッツァからのリゾット
材料・4~5人分
アクアパッツァの残り汁 | 適量 |
リゾットベース | 上記の分量 |
塩 | 適量 |
粉チーズ | 適量 |
ブラックペッパー | 適宜 |
パセリ | 適宜 |
作り方
- アクアパッツァの残り汁をもう一度温め直し、汁気が足りなければ、水(分量外)を足します。沸騰したら、リゾットベースを加えます。お米に軽く芯が残る程度まで5分程煮ます。塩と粉チーズで味を調え、お好みでブラックペッパー、パセリを振ったら、できあがり。
ポイント
まだお米が固いのに、煮汁が少なくなってしまった場合は、水を少量足して、お米がちょうどいい固さになるまで煮てください。
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