【ハニカムボールの作り方】好きなサイズ、好きな色、ツートンカラーも作れる!
ハニカムボールの作り方を紹介します。ハニカムシートを使うと比較的手軽に作れますが、一般に販売されているハニカムシートは目が細かいので、小さいハニカムボールしか作れないのが難点です。
今回はハニカムシートを使わずに、おはながみ(薄葉紙)からハニカムボールを作る方法を紹介します。
好きな大きさ、好きな色、自由な色の組み合わせでハニカムボールを作れるのが手作りするメリットです。
なかなか地道な作業になりますが、頑張って作ってみましょう!
ナベチン
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用意するもの
- おはながみ 18枚(ストライプの場合:白9枚+赤9枚)
- はさみ
- 厚紙 A4サイズ1枚
- えんぴつ
- テグス(ヒモでもOK)
- 穴あけパンチ
- 紙用のり(コニシのペーパーキレイがお薦め)
- クリップ 3つ
作り方
動画で見たい方はこちら
1.おはながみを円形に切り抜く
おはながみの上に、お皿や円形の箱など好きな大きさの円型のものを置いて、えんぴつで円を描くなどして、おはながみ18枚をすべて円形に切り抜く。
クリップなどでズレないように固定していっぺんに切ると効率的です。ただし少しコツが入ります。
2.一枚ずつ折り目をつける
円形にカットしたおはながみを上の画像を参考に折り、のり付けのためのガイドラインを付け、開いておく。これを18枚すべてやる。
3.のり付けして、半分に折る
上の画像を参考に2箇所の赤線部分に沿って、のりを塗ったら、半分に折り、接着します。これを18枚すべてやる。
4.のりを付けて、重ね貼りしていく
3.で半分に接着した紙を置き、上の画像を参考に3箇所の青線部分に沿って、のりを塗ったら、重ね貼りしていきます。これを18枚すべてやる。(赤白のツートンカラーにしたい場合は、赤と白を交互に貼っていく)
注意:ここでは、できるだけのりを薄〜く、細〜く、塗るのがポイント!のりを付けすぎると、重ね貼りした際に接着する必要のない部分にまでのりが染み込んで上手く開かなくなるので注意が必要です。1枚重ね貼りするごとに、ちゃんとハニカム状に開くか確認しながら作業を進めてください。
18枚すべて貼り終わると、こんな感じになります。
問題なく重ね貼りができていると、こんな風に交互に貼り合わせた部分がハニカム状になり、全体が球体のようになります。
※上手く広がらない部分がある場合は、のりが裏から染みてその下の紙に張り付いてしまっているので、指を入れたり、息を吹きかけたりして、剥がしてください。
5.裏表に厚紙を貼る
厚紙の上に重ね貼りした紙を置き、えんぴつで型をとり、2枚切り抜きます。(厚紙の方がやや小さくなるように切り抜く)
2枚のうちの片方にだけ、パンチで1箇所に穴を空け、テグスを結びつける。
重ね貼りした紙の裏表に、厚紙を貼る。
6.広げてクリップで固定したら完成!
広げて球体にし、貼り付けた厚紙同士を挟むようにクリップで留めます。
上・中・下の3箇所を固定したら完成です!
※飾り終わったら、クリップを外せばぺったんこになります。コンパクトに収納できるので、必要な時に何度でも再利用できます。
最後に
今回は、おはながみを何枚も重ね合わせるところから作る、ハニカムボールの作り方を紹介しました。
何枚もはり合わせる作業が時間が掛かってなかなか大変ですが、これをマスターしてしまえば、大きいサイズやツートンカラー、レインボーなど、好きなカラーでコーディネートしたオリジナリティのあるハニカムボールを作ることも可能になるので、ぜひ頑張ってマスターしてみてください♪