第21回|くす玉の作り方~100円ショップグッズで作る簡単DIY
第21回は、昭和生まれの人には懐かしい「くす玉」の作り方を紹介したいと思います。身近なモノで手軽に作れるように、100円ショップで売っているザル2個を使った作り方になります。
一昔前の日本では、「くす玉」は誕生日会で定番のお祝い演出グッズだったんですが、昨今の欧米化により、最近では陰を潜め、企業のセレモニーでしか見られなくなってしまいましたね・・・。
ナベチン
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でも、「くす玉」を割るのって、実はすっご~~~く楽しいんですよ!子供の頃を思い出してみてください。くす玉を割らせてもらうのって、凄く特別な気がして嬉しくなかったですか?
そんな訳で、今回はくす玉の作り方を紹介することにしました。ぜひお子さんの誕生日などに、手作りくす玉に挑戦して、お子さんを喜ばせてああげてください♪
材料
1. ザル 2個(2つがぴったり重なる形状のもの)
2. リボン 8本~10本(長さ50cm~60cm)
3. 紐
4. ストロー
5. マスキングテープ(大・小2タイプあると便利)
6. 金色の包装紙 2枚(ここではプレゼント袋を使用)
7. 垂れ幕にする紙(サンプルデータ)
8. 工作用ボンド
9. 両面テープ
9. 鈴
道具
1. ハサミ
2. カッター
1. 定規
くす玉の作り方
動画でも作り方が見られるようになりました!
※動画では、ザルの代わりにカップ麺の器(発砲スチロールのどんぶり)を使用して作っています。
1. まずは2つのザルを重ね合わせ、隙間無くぴったり重なり合う場所を見つけたら、大き目のマスキングテープでとめて、開いてもズレないようにます。念のため裏側にもマスキングテープは貼ります。
2. 繋げた2つのザルの上部両端に紐を通して、くす玉を吊り下げる部分を作ります。紐の長さは80cmぐらいです。
3. 紐を持ち上げた時に、ザルが自然に「パカッ!」っと開けば問題ないです。
※うまく開かない場合は紐の長さや位置を調整してみてください。
4. 次に垂れ幕を作ります。ストローを半分にカット(10cmぐらい)して、紐(40cm~50cm)を通したら、垂れ幕の上部にボンドを塗ってストローに接着します。
5. 垂れ幕の紐の両端を、ザルの横側に結びつけます。
5. 吊り下げてみるとこんな感じです。これで一先ず、くす玉の基本構造は出来あがります。この後の行程は主に装飾部分になりますが、これ以上手間をかけたくない!という人は、この状態で紙吹雪をいっぱい詰め込んで、最後に引っ張る紐を付ければ、くす玉としては十分機能します。
6. ザルの部分をくす玉っぽく金色にします。金色の包装紙2枚を用意します。(今回は100円ショップで売っていた金色のプレゼント袋を解体したものを使いました)
7. 包装紙を裏返しにして中央にザルを置き、底の部分に沿うように鉛筆でガイドラインを書きます。(もう1枚も同様に)
8. ガイドの円を中心に8箇所ぐらいにハサミを入れ、ハサミを入れた縁に両面テープを貼っていきます。(もう1枚も同様に)
9. 金色の包装紙を被せ、切れ目から丁度紐が出る位置で両面テープを剥がしながらザルに貼付けていきます。
10. 余った部分は内側に巻き込んでセロテープでとめます。
11. 両方のザルに金色の包装紙を貼付け終わったら、今度はリボンを付けていきます。ボンドを塗ってザルの内側に用意した本数全部を貼付けていきます。
12. 次は垂れ幕に鈴を付けます。先ほど半分にしたストローのもう片方を用意し、中央に鈴を下げて、垂れ幕の下にボンドで貼付けます。
13. ここで一度、つり下げてみて、全体のバランスを見ます。まだちょっと寂しいな~とか感じたら更にリボンを多くしてみたり、ご自分で調整してみてください。
14. くす玉の中に仕込む紙吹雪を作ります。好きな色の折り紙を3~
5枚用意し、四角または三角に細かく切って作ります。
15. くす玉の中身を閉じ込める前に、一度こんな感じで広げておきます。
17. 30cmぐらいの紐を結び、輪っかを作ります。この紐に小さめのマスキングテープを縦に貼っておきます。これは一番最後にくす玉を閉じた時にくす玉の割れ目に貼って、これを引っ張るとくす玉が開くようにします。
18. くす玉の中身を仕舞っていきます。最初にリボンを畳むようにして左右のザルの中に丁寧に仕舞います。その後に垂れ幕を下からクルクルと巻き上げるようにして畳み、最後に紙吹雪を入れてくす玉を閉じます。
19. 最後に17.で作っておいた引っ張る紐を、くす玉の割れ目に沿って貼付けたら完成です。
20. 完成したくす玉をつり下げると、こんな感じになります。
今回作ったくす玉を、実際に割ってみると、こんな感じになります!ちゃんと割れるか試す為に、何人かに割ってもらいましたが、みんなすごく嬉しそうにくす玉を割っていました(^^)♪
どうですか? 久しぶりにくす玉割ってみたくなりませんでしたか? ぜひお子さんの誕生日や、お友達の誕生日にサプライズで手作りくす玉を作ってお祝いしてみてください♪ きっと感動すると思いますよ(^^)
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