「Iconic Link Arctic」について

Iconic Linkは2020年にダニエル・ウェリントンが発表したステンレスシリーズのウォッチコレクションで、その名の通りシンプルながらアイコニックなデザインが特徴。

バンドはステンレススチールを採用していて、一切の無駄を省いたシンプルな文字盤からもダニエル・ウェリントンらしさを感じられます。

今回レビューするのは、そのIconic Linkコレクションの新色「Iconic Link Arctic」です。

Arcticは英語で「北極」を意味し、程よいパール感のあるやや緑がかった深いブルーの文字盤は、水と氷の岩がきらめく北極圏の景色からインスピレーションを受けたもの。
地球を感じる青いカラーは性別や年代を選ばず、上品で落ち着いたイメージ。

ストラップはポリッシュ仕上げのステンレススチール製で、明るく鮮やかなシルバーが文字盤のブルーととてもマッチ。

Arcticシリーズはケースサイズが28mm／40mmの2サイズ展開となっていて、男女問わず好みのサイズを身に着けられるようになっています。

DW Iconic Linkの新色「Arctic」をレビュー！

では、こちらの「Iconic Link Arctic」を詳しくレビューしていきたいと思います。
私は小さい方の28㎜をチョイスしました。

腕時計のパッケージはこんな感じです。
ケース・紙袋ともにマットなブラックで、開ける前から高級感と上品さが漂っていますね。

紙のカバーを外すと、紙袋と同じロゴが金箔押しされたロゴの入ったボックスが出てきました。こちらもマットな質感で落ち着いた雰囲気。

ちなみに私自身初ダニエル・ウェリントンなので、ここから期待が高まります。

いざオープン！このような感じでケースに収まっています。
ケースの内部もすべて黒で統一されているので、腕時計の色がよく映えていますね。

やはり真っ先に目を引くのが、文字盤の深いブルー。吸い込まれそうな色合いに思わず見入ってしまいます。程よいパール感がとてもきれいです。

このシリーズの腕時計は無駄を省く意味で秒針がありませんが、それがかえってすっきりとして見えるので、使う上でも私は問題ないかなと感じました。時間を見る際も不便さはなかったです。

本体は全体的にメタリックで洗練された印象で、とてもかっこいいです。

後ろからベルト部分だけを見るとこんな感じです。

ベルトの両側が光沢を抑えたマットな作りになっているからか、ステンレス製のベルトにありがちな冷たい印象や、ギラギラした感じはほとんど感じないと思いました。

私もそうなのですが、普段メタルのベルトの腕時計をしない方にも受け入れやすいのではないでしょうか？

ケースから取り出してみました。程よくずっしりとしていますが、ストラップが約1.3cmとやや細めなので、見た目の重々しい感じは一切なく、むしろどこか華奢な印象さえ感じます。

見る角度によって文字盤のブルーが明るく見えたりより深く見えたりするのが、不思議な魅力があってとてもきれいです。

文字盤にさりげなく入ったダニエル・ウェリントンのロゴも嫌みがなくおしゃれですね。

もちろん、裏蓋にもダニエル・ウェリントンのロゴが大きく刻印されています。
細かいところにもこだわりがあるのが嬉しいですね。

留め具部分は「ダブルプッシュ式脱着バックル」というタイプのもので、

突起部分を両側からつまむように押すと

ストラップがバタフライ式に開きます。

留め具を閉める時はベルトをパタンと折りたたむようにしてロックを留めます。

私は普段革のベルトの腕時計を着用することが多いせいか、最初はロックの開け閉め（特に閉める時）に仕組みが理解できず若干手間取りましたが、やり方がわかれば片手でもスムーズに行うことができました。

慣れた今では、手首に装着して時計のロックを留めるのに5秒ほどしかかかりません。

実際に着用してみました。

ロックするとバックル部分が内側に折りたたまれるため、外側に見えるのがほぼベルトのみになり、非常にすっきりとして見えます。

表側に金具が出ないことで手首周りがごちゃつかずシャープな印象になりますし、個人的にはカーディガンやニットの袖などが金具に引っかからないのもいいなと思いました。

そして、メタルのバンドなのに着けてみると思いのほか重さを感じないのにびっくりしました。これなら仕事中などもストレスなく着用できそうです。

文字盤側はこんな感じです。

ベルトが細めに作られているためかメタル特有のゴツい感じはなく、スタイリッシュな印象。

私の手首には、小さいほうの28mmの文字盤のサイズ感もいい感じです。

時計自体がシルバー×ブルーと寒色系の組み合わせなので、お洋服も同じく寒色系で、パーカーなどのカジュアルスタイルよりは、ビジネスやカッチリした服装に合いそうですね。

心なしか手元もきれいに見えるような気がします。

白シャツとフォーマルめなパンツに合わせてみました。

グレーのパンツとの相性が抜群ですね。

腕時計だけが目立って浮いてしまうこともなく、非常にしっくりきています。

白シャツはそのまま、ボトムスをデニムに変えてみました。

今回は淡い色のデニムに合わせてみましたが、大人っぽい感じですね。上がシャツやジャケットだと、下がデニムでも違和感なく着用できました。

時計もファッションも寒色系ですが、細めのストラップと丸い文字盤のおかげか冷たい印象はなく、女性らしさも演出できます。

今回選ばなかった大きい方のケースサイズだと、また少し印象も変わるのかもしれません。

パソコンを操作しながら時計を確認している場面です。

デスクワークも様になっていますね！文字盤のブルーと明るいシルバーとのコントラストがはっきりしているので、時間の確認もスムーズです。

ダニエル・ウェリントンは若い方を中心に人気のブランドではありますが、この「Iconic Link Arctic」は年齢を問わないデザインなので、目上の方や親世代の方へのプレゼントでも全く問題ないように感じます。

また男女問わず使えるので、文字盤の大きさを変えてペアウォッチにするというのもいいですね。

就職・転職祝いのほか、入学・卒業祝いにもきっと喜んでもらえると思います！

「Iconic Link Arctic」の感想・評価まとめ

今回は、ダニエル・ウェリントンの新しい腕時計「Iconic Link Arctic」をレビューしました。

文字盤の深いブルーがとてもきれいで、マットな質感が混ざったステンレスのベルトと見事にマッチしていて、美しくスタイリッシュな腕時計だと思います。

個人的に気に入った点としては、流行りにとらわれないデザインなので時代に関係なく着用できる点、留め具が内側に折りたたまれることですっきりと着用できる点、ビジネススタイルやカッチリとした服装に合わせやすい点が挙げられます。

強いて気に入らなかった点を挙げるとすると、カジュアルファッションにはやや不向きといった点かと思います（私が普段カジュアルめな服を着ることが多いので）。オフィスで働く仕事をしている方や、普段シャツやジャケットを好んで着用する方にはおすすめです。

派手さや奇をてらったデザインではないので、プレゼントにする際贈る相手を選ばないというのもいいと思いました。

元々ダニエル・ウェリントン好きな方はもちろん、普段他ブランドの腕時計を使っているという方もきっと気に入るはずですよ！

自分へのご褒美やプレゼントにいかがですか？

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