見た目完璧、失敗知らず「たっぷりきのこのキッシュ」の作り方
キッシュとは、パイ生地やタルト生地などでできた器の中に卵や生クリームの卵液を注いで、オーブンで焼き上げたもの。中の具材には野菜やチーズなどが使われます。
キッシュを作るときの最初の難関は、器となる生地の部分。冷凍のパイシートを使えば簡単なようですが、しっかり伸ばして型に合わせて切り取って、空焼きをした上で具や卵液を入れる…というのは案外と手間がかかります。タルト生地を作るのは、小麦粉をこねたり伸ばしたりと、ますます大変。
河野真希
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そこでおすすめしたいのが、市販のクッキートルテ。これなら、タルト型も必要ありません。お菓子用として売られていることが多いですが、キッシュにも、もちろん使えます。サクサクで味も美味しい。カルディや富澤商店、クオカなどの製菓材料を扱っている店舗で購入できます。
クッキートルテさえあれば、お手軽簡単に見た目完璧なキッシュが作れます。持ち運びもしやすいので、持ち寄りパーティにもぴったりですよ。
材料・4人分
お好みのキノコ (しめじ、マイタケ、エリンギなど) |
100g程度 |
玉ねぎ | 1/4個 |
バター | 10g |
卵 | 1個 |
生クリーム | 50ml |
牛乳 | 50ml |
ピザ用チーズ | 20g |
塩 | 少々 |
クッキートルテ5号(直径15㎝) | 1個 |
作り方
- オーブンは200℃に予熱します。
- キノコは食べやすい大きさに、玉ねぎは薄切りにします。
- フライパンにバターを熱し、玉ねぎを炒め、透明になってきたらキノコも加えて炒めます。しっかりと水気が飛ぶまで炒めて、火を止め、別の容器に移して粗熱を取ります。
- 卵を溶き、生クリーム、牛乳、ピザ用チーズ、塩を加えて、よく混ぜ合わせます。
- クッキートルテに具材を入れて、その上から卵液を流しいれ、200℃のオーブンで30~40分程度焼いたら、できあがり。
ポイント
キッシュでよくある失敗は、卵液が固まらないこと。この原因は、卵に対する水分量にあります。キッシュの卵液の基本は卵1個に対して、生クリーム+牛乳の総量で100mlです。ただし、そこに入る具材から出る水分を考えておかないと、卵が固まらなくなることがあります。キノコをはじめ、ほうれん草やトマトなど、水分の多い野菜を使うときは、茹でたり炒めたりして水分を飛ばしておくか、生クリームや牛乳の量を少し減らすようにしましょう。
今回ご紹介した料理「たっぷりきのこのキッシュ」を実際にパーティーで作ってみた時の記事はこちら↓
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