クートクのこだわり食材を使ったフルコースディナー「クートクダイニング」を食べた感想
2018年11月からスタートする食のマーケットプレイス『QOOTOK(クートク)』。
各地の色々な「おいしい食材」を実際に食べてみてから購入できる、全く新しいスタイルの食マーケットプレイスです。
今回はサービス開始に先駆けて、東京赤坂の人気レストラン「CROSS TOKYO」で開催されたサービス公開記念イベント『QOOTOK DINING(クートクダイニング)』に参加してきました。
ハピバ編集部
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肉や魚介類、野菜、卵、お米、お酒など、各地の選りすぐりの生産者さんたちが育てたこだわり食材を使って、CROSS TOKYOの総料理長 増山明弘シェフが素材の美味しさを生かした最高の料理に仕上げたフルコースを、サービス開始に先駆け、ひとあし先に食す!というイベントとなっていました。
料理に使われた食材の生産者さんも多数出席されていたので、料理が出される度に生産者さんから食材の魅力やこだわりポイントを聞きながら料理を味わう!という滅多に体験できない素敵なディナー体験でした。
イベント内容の詳細はこちら >>
今回は『QOOTOK DINING(クートクダイニング)』で食べた料理を中心に、「CROSS TOKYO」の店内やイベントの様子も合わせてお伝えしたいと思います。
会場は赤坂の人気レストラン「CROSS TOKYO」
今回参加した「QOOTOK DINING」は、赤坂駅から徒歩1分、ヘキサゴンビル10Fにあるベジタブルレストラン「CROSS TOKYO」で行われました。
「CROSS TOKYO」の店内
店内は天井が高くて解放感のある四角いワンフロアー。天井からはたくさんの電球が吊るされていて、思わず写真を撮りたくなるようなフォトジェニックな空間でした。
店内から見える夜景
店内の片側は全面ガラス張りになっているので、赤坂の煌びやかな夜景も見て楽しむことができます。
ビルの10Fから見える赤坂の夜景を眺めながらおいしい料理を食べるという贅沢ディナー!
テーブルは円卓で統一
「CROSS TOKYO」のテーブルは円卓で統一されています。テーブル同士の間隔も適度に広く、見た目的なバランスも美しいです。
ただ、今回は1つの円卓に5名で利用したんですが、テーブルの上の食器やグラスがちょっとぎゅうぎゅう詰めな印象でした。各テーブル4名だとちょうど良さそうな印象でした。
立派なワインセラー
出入り口付近にはこんなに大きくて立派なワインセラーも設置されていました。
ちなみに「CROSS TOKYO」では、食事のみならず、お酒も「身体に負担をかけず楽しんでもらいたい」という思いをモットーに、ワインは全部オーガニック(ビオ)で揃えているそうです。
スクリーン
店内にはスクリーンが2つ設置されていました。座っている席の角度によって見やすい方のスクリーンが見られる仕組み。ウェイディングパーティーなど、様々イベントに使えるように色々工夫がされています。
QOOTOK DINNINGで食べた料理
QOOTOK DINNING メニュー
アミューズ
卵のフランロワイヤル
栗とキノコ 薬膳の餡
前菜
・天然鯖と根セロリのレムラード アボカドのクーリ
・本鮪のミキュイ 山葵のタルタルソース
・活締め神経抜き天然ヒラメの昆布〆
薬味野菜のジュリエンヌ シャンパンのヴィネグレットソース
スープ
かぼちゃのポタージュ
スパイスオマール海老添え エストラゴンのエミュリューション
魚料理
三沢の秋の海の幸”ブイヤベース・ジャポネ”
米
無農薬コシヒカリ
肉料理
黒毛和牛グリエ 里芋とブルーチーズのクロケット
エリンギのグリエ添え ソースペリグー
デザート
無花果と茄子のクレープ
リコッタチーズのグラス添え
カフェ
紅茶
お酒・ドリンクメニュー
お酒のメニューは、ビール、白ワイン、赤ワイン、ウイスキー、焼酎、自家製サングリア。
ジュースのメニューは、オレンジジュース、アップルジュース、ウーロン茶でした。
さらに「ここだけワイン」さんからは、乾杯シャンパンや、日本では滅多に手に入らない貴重なワインなどをご提供いただきました。
こだわりシャンパーニュで乾杯!
乾杯ドリンクは、「ここだけワイン」の今野さんが選んだというシャンパーニュ「アイ・グランクリュ」。
本日の目玉となるこだわりのシャンパーニュだったそうで、そこいら中で「美味しい」という声が上がっていました。
<アミューズ>卵のフランロワイヤル 栗とキノコ 薬膳の餡
<使用されたQOOTOK食材>
京都府 WABISUKE・・・平飼い卵
一番最初に出てくるお楽しみ♪アミューズは「卵のフランロワイヤル」。
プルプルした茶碗蒸しのような食感で、六種類の薬膳が入っているという栗とキノコ入りの餡をからめて口にいれると、薬膳などの旨味が口の中に広がり、最高に美味しかったです!
<前菜>サバ・マグロ・ヒラメの3品
<使用されたQOOTOK食材>
青森県 三沢漁協・・・活〆神経抜き天然鯖
奈良県 ラウアイ・・・無農薬・有機ラディッシュ
三崎ヤマ岩水産・・・アイルランド産本鮪
宮城県 自然農場風天・・・3色大根
本鮪のミキュイ 山葵のタルタルソース
前菜の3品の中でも、生産者さんが特にこだわりを語っていたのがこちらのアイルランド産本マグロ。
もう見るからに美味しそうでしたが、実際に食べてみると本当に味わい深くて上品な味のマグロでした。上に添えてある山葵ソースとの相性も最高!
活締め神経抜き天然ヒラメの昆布〆 薬味野菜のジュリエンヌ シャンパンのヴィネグレットソース
シャキシャキとした食感がいい3色大根やしそなどの薬味野菜を昆布〆されたヒラメで包み、さらにキャビアをあしらった贅沢な一品!
こだわりの美味しい白ワインと共にペロリと食べてしまいました^^
天然鯖と根セロリのレムラード アボカドのクーリ
活〆神経抜きされた天然のサバは身が柔らかく、とっても美味しかったです!
横に添えられた根セロリのレムラードは、シャキシャキした歯ごたえがあり、食感的なアクセントが楽しめました。
<スープ>かぼちゃのポタージュ スパイスオマール海老添え エストランゴンのエミュリューション
<使用されたQOOTOK食材>
滋賀県豊郷町・・・とよ坊かぼちゃん
大きなスープ皿に黄色が生える!見た目にも美味しそうなかぼちゃのポタージュ。
糖度15度以上のかぼちゃだけを選別しているという、とよさと産の坊ちゃんかぼちゃを使っているので、味も濃厚でかぼちゃの甘味、旨味が凄く凝縮されてる美味しいスープでした!
中にはかぼちゃのニョッキや私の大好物であるオマール海老もゴロッと入っていて、私にとってはかなり贅沢な一品でした!
とよ坊かぼちゃん(坊ちゃんかぼちゃ)
スープをいただいている時に、実物のとよ坊かぼちゃん(坊ちゃんかぼちゃ)が回ってきました。
本当に手のひらに乗るぐらいの可愛いサイズのかぼちゃでした^^
ワイン
料理に合わせて、丁度いいタイミングでその料理に合うおすすめのワインを紹介していただき、その都度欲しい方にだけ注いていただき、私も料理と合わせて本当に美味しい時間を堪能させていただきました♪
写真の白ワインは、7つの樽でしか作ってない、めったに買えないワインなんだそうです。実際に飲んでみると、白ワインにしては癖のある深い味わいで、美味しくてすぐに飲み干してしまい、私は2〜3度注ぎ足していただきました^^
<魚料理>三沢の秋の海の幸 ブイヤベース・ジャポネ
<使用されたQOOTOK食材>
青森県 三沢漁協・・・昼イカと秋の海の幸
宮城県 自然農場風天・・・インカのめざめ
こちらは青森県三沢漁港から届いた旬のお魚で仕立てられたブイヤベース。
この料理に限っては、なんか他の料理と比べて見た目のインパクトがイマイチ足らないな・・・と思っていたら、なんと!ブイヤベースの中にはこのほかにワタリガニが入る入れる予定だったそうなのですが、実際に取れたワタリガニが予定よりも大きなものが取れてしまった!という事で、急遽メニュー構成を変えて、別皿で大きさを活かした炭焼きにして提供されることになったようです。
まさに生きた天然食材を使っているからこそ起こりうる出来事ですね!
そんな訳で、ワタリガニを手で割って食べることになったんですが、このワタリガニの身を、ブイヤベースにつけて食べたら想像以上に美味しくて、本当はこの味を提供したかったのか!と、シェフの複雑な心理を想像しつつ、こちらは美味しくいただきました^^
<肉料理>黒毛和牛グリエ 里芋とブルーチーズのクロケット エリンギのグリエ添え ソースペリグー
<使用されたQOOTOK食材>
三重県 カドワキ牧場・・・カドワキ牛
宮城県 自然農場風天・・・里芋
鳥取県 北村きのこ園・・・びっくりエリンギィ
奈良県 ラウアイ・・・無農薬・有機ほうれん草とからし菜
こちらで使用している牛肉は、一流と呼ばれるシェフの間でもファンが多いという「カドワキ牛」。
そして、「カドワキ牛」の上には、北村きのこ園が国産菌床で大切に育てたこだわりのエリンギ「びっくりエリンギィ」を乗せてあります。
肉とエリンギを一緒に食べてみるとマジヤバい旨さ!
肉はプリプリで柔らかく、熟成した旨味のあるヤバい旨さ!一緒に添えられたエリンギとの相性も抜群!
また、ペリグーソースが年期の入った焼き鳥のタレに似たコクのある味でその味も相まってめちゃくちゃ美味しかったです!
<米>無農薬コシヒカリ
<使用されたQOOTOK食材>
新潟県南魚沼 庄治郎商会・・・無農薬コシヒカリ
京都府 WABISUKE・・・平飼い卵
お米は新潟県南魚沼産の無農薬コシヒカリ。
冷めても美味しい味の濃い甘みのある米で、玉子との相性がいいそうです。
卵は京都の平飼い卵の「WABISUKE」。
匂いの元となる動物性たんぱく質を完全に取り除いた、植物性100%飼料の卵なんだそうです。
ということで、「卵かけごはん」でいただきました。
実際に食べてみると、お米がしっかり立っていて歯ごたえがあり、卵はあっさりとナチュラルな風味で、さらりと喉を通る感じ。こんなに美味しいたまごかけご飯は初めて食べた!と思えるぐらい美味しかったです!
<デザート>無花果と茄子のクレープ リコッタチーズのグラス添え
<使用されたQOOTOK食材>
滋賀県・・・蒲生あかねいちじく
新鮮さと甘味が特徴という「蒲生あかねいちじく」と茄子を使って仕上げた謎のクレープ。
デザートに茄子入れるの?って思ったけど、いちじくの甘酸っぱさがほのかに効いていて茄子の旨味がさらにそれを美味しくさせているような、そんなハーモニーを感じる、予想外に美味しいクレープでした!
さらにリコッタチーズのアイスと一緒にたべるとまた最高に美味しい!!
じゃんけん大会
ディナーの後は、参加者全員でのじゃんけん大会が行われ、大変盛り上がりました。
出品された商品や食材は、ワインやマグロ、こしひかり、かぼちゃプリンなど。
ちなみに私は残念ながら何もゲットできませんでした〜(´;ω;`)
お土産
最後に甘酒とバウムクーヘンをお土産でいただきました。最後の最後まで、「おいしい」だらけでお腹いっぱいの「QOOTOK DINING」でした。
「QOOTOK DINING」の魅力
今回「QOOTOK DINING」を実際に体験してみて、素晴らしいと感じたことは、食材の「生産者」の顔やこだわり、思いがよく見えること。
そして、その「生産者」たちのこだわり食材を使って、今度は「料理人」が、食材の美味しさを最大限に引き出そうと腕を振るい、こだわって考えた料理メニューが、「QOOTOK DINING」でどんな風に仕上がったのかを皆で楽しみにできること。
そうして「生産者」から「料理人」へ橋渡しされた、たくさんの「こだわりストーリー」が詰め込まれた最高の料理を、自分が実際に食べることができて、本当に気に入った食材があればそれを買うことができるのは、とても画期的で魅力的なサービスだと思いました。
こだわり食材を扱った通販は他にも色々あると思いますが、これほど生産者さんの思いやこだわりを感じながら、それらを最高に美味しく調理された料理として食べてみて、本当に納得してから買うことができるという食のマーケットプレイスは今までになかったと思います。
こだわり食材に興味のある方は、ぜひ「QOOTOK(クートク)公式サイト」をチェックしてみてください。